「見返りを求めてもロクな事ありません」
こんにちは!
人事本部の山村です。
少しアクの強いタイトルに
ブラック臭を感じたでしょうか!?笑
ご安心ください。
本日のお題は【働く姿勢】について
社内外の皆様にとってどこでどの仕事をするにしても大事な話です。
タイトルの
「見返りを求めてもロクな事ありません」
実は当社の金島社長が仰っていた言葉です。
この言葉を聞いたのは私が現場に訪れ、社長もたまたまいらっしゃったときでした。
現場で毎日17時に行われる「締め」の時です。
「見返りを求めてもロクな事ありません」
「先のことばかり考えるのではなく、今の役割を全力で果たす」
この言葉の受け取り方は千差万別ですが
私の解釈は「人生においての絶対的必要な心構え」だと心から思いました。
絶対といえる事はないですし
最新の情報が次々と出てくる現代では「いや、違うだろ」と思う人もいるかと思います。
しかし、物事の根底にある、真理に近い内容だと思います!
「先義後利」という言葉をご存じでしょうか。
中国の古典「四書」のひとつ『孟子』に出てくる言葉です。
この人です。胡散臭いですね。
さて、先義後利の
”義”は人として当然あるべき道の事
”利”は利益の事
簡単に言うと
先に義:あるべき道をまずはしっかりと歩んでいれば
後に利:利益・見返りは後からついてくる。
という事です。
目先の利益(見返り)を先に求めてはいけない、という意味。
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社長=孟子…
この先義後利、私自身も経験があります。
私は新卒で別の会社に入って以降、「先義」ではなく「先利」の人生を歩んでおり
危うく気付かないまま20代を終えるところでした。
どのような思考かというと
会社が●●してくれる~~
自分の成績(営業)を上げたい、相手(お客様)の事なんて知らね~~
恥ずかしながらとても他責で自分勝手な人間ですね。。。
そしてこんな人生を歩んでいた若き山村はやはり成果が短期的で痛い目を見ました。
- 成約してもクレームがある
- 成約してもリピートにならない(短期的利益)
- 会社が恵んでくれないなら働かないという妄想(超先利)
当然です。お客様の事なんて考えていない。
自分の事しか考えていないのです。
一時的「利」はあったかもしれませんが
先義ができていればより多くの「利」はあったと後々になって気付きました。
「見返りを求めすぎない」
「先義後利」
この正体はおそらく
相手(お客様や会社)からの【信頼】だと思います。
社長の「見返りを求めるとロクなことにならない」
まさに社長自身が【信頼】をお取引企業様から得る事を体現しているからこそ
事業規模の拡大、成長のスピード感など今の当社が存在しているのだと思います。
そしてその思いや考えを継承して実行できれば当社は更なる進化と成長を続けることができます。
良い話は分かったよ・・
そんな事は言っても、やはり自分も良い思いをしたいんだよ・・
我慢するなんて耐えられない・・
人生「今」が良ければ良いんだ~~~~
そんなお声が飛び交いそうです。
SNSなど様々な“甘い話”は多いので無理もありません。
しかし、「先義後利」は昔からある、先人が創った言葉で表現に差異はあれど、今も語り継がれています。
世の中の道理に近いもの・・
苦しい状況でもその状況を乗り越える熱量と継続する精神力を身につけた人に「利」が訪れると思います。
精神力をもった人ではなく
精神力を身につけた人です。(ココ重要!)
「精神力がないから自分には向いていない」ではありません。
継続する精神力を身につける、は自分の気持ち一つで実現します。
そして、そのやり遂げる力はどの仕事でも生かす事ができます。
言い換えれば、どこへ行こうが変わりません。
当社が特に大切にしているのは
この「やり抜く」「継続する」という着目されにくい一つの能力(行動習慣)を付ける。
その能力はどの仕事にも適応できる、どの商材でも通用する。
という部分です。
このやり抜き、成功体験をして20代で土台を作る事。
その為に自分と向き合う。
上司は部下と向き合う。
当社はその可能性の大きさと
チャレンジできるステージ(同じ思いをもった仲間や環境)は備わってます。
是非、そんな思いを持った人も
もってなくても、一歩踏み出してみようかな・・
そんなあなたは是非一度神谷町本社にお越しください!
新卒中途共に現在募集中です!
是非当社を知っていただく機会になればと思います!