「SHIFT」FY2023-第16期のテーマと方向性
本日はタイトルの通り、当社の今年のテーマについてお伝えします。
当社の2023年度は6月からスタートしました。
※会社には決算月という一年の始まりの月がどの会社にも存在します。当社の場合は5月が決算月で6月が期首ということです。
以前、全社総会を実施したという記事をアップしましたが、今回扱う内容はその全社総会にて全社員に向けて発信された「今年の当社のテーマ」について。
↓全社総会のBLOGはこちら↓
そもそもなぜ、なぜテーマが設定されたのか、そして今期の当社のテーマである「SHIFT」の意味について。当社の考えや今年の動きを知っていただくためにも是非ご覧ください。
当社社員の皆さんも、改めて見直していただける記事になっているのと何よりこれからNCSを見始める求職者・学生の皆さんには【NCSの今後】の一部を知る記事になっていると思います。
会社のテーマについて
まずは当社の話ではなく、一般論から入ります。会社のテーマといってもピンと来ないかもしれません。言い換えるなら「年間の目標」のようなイメージです。
今期我々は売上1000兆円を目指します~!
このように明確に売り上げや利益を掲げる企業も少なくないはずです。これまで学生生活でも「どこの大学を目標にするのか」「部活動でどこを目標にするのか」どの活動においても目標を設定していたと思います。
会社もそれと同じで目標や向かう方向性をしっかりと考えています。これを全社員に共有しているかどうかは会社によってバラバラですが当社としては、全員が同じ方向性に向かって、一致団結したい。という思いから全社総会という全社員が集まった場所で1年間(前年)の振返りと翌年1年間の目標を共有したわけです。
思い出していただきたいのですが
- 目標がなく、なあなあで過ごしてしまう
- 目標はあるが、なんか曖昧でやっている意味が分からない
このような目標の有無やそれの共有度合いでチームや人の日々の行動は変わります。
そもそも目標なんてなくても生活出来てたら良いから、別にいらなくね?
そう思う人もいると思います。そういう会社さんも存在すると思います。しかし当社はそもそも「人で日本一のベンチャーへ」というVisionを掲げ、かつこれから日本でも有数の大企業にしていこうという高い目標を持っています。だからこそ、そこから逆算した毎年の目標やテーマは大切にしていきたいと考えています。
当社は組織としても300人を超え、さらに量質ともにレベルアップしていかなければいけない変革のはざまにいる会社です。ですので余計にこの規模の会社にとってはこのようにテーマやVisionは非常に重要なモノなのです。
今期のNCSのテーマについて
さて、前振りが長くなりましたが、ここから当社の話を詳しくしていきます。
早速ですが2023年度の当社のテーマ、それは
SHIFT-シフト-(転換・転向)
です。もう発表から1か月経っているのですが既に社内では流行語になりかけています。髪型のシフトなんて言っている人がいます。ふざけてますね。
なぜ当社が「SHIFT」をテーマとしたのか、当社の中身が見えてくる内容かと思いますので紐解いていきます。
SHIFTを掲げた意図、それは
①事業構造をSHIFTする
②企業イメージをSHIFTする
の大きく二つに分類されます。
①事業構造をSHIFTする
事業構造をSHIFTする。皆さんどのようなイメージを持ったでしょうか?
新しい事業に取り組むの?
なにかの事業を辞めるの?
いずれも違います。答えはビジネスモデルを転換する。という事です。
当社は日本通信サービスという名前の通り通信事業から始まった会社です。通信事業と聞くとイメージがわく人が多いかもしれませんが営業活動をして、成果報酬型で利益を創出していくようなビジネスです。
要は「営業会社だった過去から、コンサルティング会社(事業)へと転換する」というのがテーマ一つ目です。
と言ってもビジネス上すでにコンサルティングへと転換はもうすでにしており、実際に業界でもNo.1と呼ばれる事業創出も支援しているので、もうしているじゃないかと思う人もいるかもしれません。しかしテーマである転換はもっと先にあります。
それは事業構造を転換した先にある
・会社としての事業基盤の転換
・LTV向上による社員一人ひとりの生産性及び待遇の向上
・社内循環(異動)の活発化による成長機会の創出
等を実現していきたいという考えから成るものです。
そもそも社員一人ひとりのモチベーションは機会的な非金銭的報酬も大切と言われます。しかし、社員の給与を伸ばしていきたい、働き甲斐のある会社にしていきたい。これらは結局どれだけ利益が出せるか。どれだけ今ある事業を安定化させ新しい事にチャレンジし続けるか帰結します。
Abemaで有名なサイバーエージェントさんも、元々は広告屋さんで利益率の関係からメディア事業に舵を切りました。
営業会社と言われ、ゴリゴリのイメージしかなかったリクルートさんも、今では営業会社なんて感覚を持っている人は少ないはずです。
会社を今後より大きくする。
それは「ビジネスモデル」と「そこから派生する利益構造を変えていく」ためのものという事です。
事業構造のSHIFTについては理解できましたでしょうか。若干難しい内容ですが、これから当社を目指していただく方にとっては非常に重要な内容。
なぜなら、上記2社の例を見ても
・当社は大きな基盤をもって、今ある大手企業と同じ道を歩んでいる。故にこれからの当社の飛躍を感じ取れるはずだから
・給与水準や働きがいは、上がり切ってから入社するよりも上がっている段階もしくは上がる前にいた社員が、その先圧倒的に優位になるから
是非①だけでも、当社の今後の成長性を感じていただければと思います。
②企業イメージをSHIFTする
さて一つ目が濃くなりましたが二つ目~!
①にもつながりますが「日本通信サービス」と聞いて”コンサルティング会社”とイメージする人はいますでしょうか?
いたらコワイですね。なんなら名付け親である経営層も今の社名ダサくない?なんて言ってしまう始末です。
事業構造のシフトにちなんで
2023年、社名を変更いたします
こちらも全社総会で発表された内容で、社名候補を公開し、総会中に社員投票なども行いました。(発表はまた後日)
社名変更が大事。というよりは企業イメージを変えていきたいというのが大筋です。やはり「通信」という名前からIT系と想像してしまうお客様や求職者の方は実は少なくないんです。
社名はその会社のHPを見るかいなかの第一歩、いわば看板です。すでに通信事業は終了し、コンサルティング会社へと変化した。2023年3月にはホームページもリニューアルした。社名も、そして企業イメージも刷新する事で、よりコンサル会社っぽさを出したり、それによる優秀な人材採用などにも好影響を及ぼせたら良いと考えています。
是非社名発表は年内もしくは年始にさせていただきますのでお楽しみしていただけたらと思います。
【番外編】SHIFTは他にもあります
さてテーマを掲げる大きな目的①②について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
①②にもつながりますが事業の根底から見直し、そして企業のイメージも刷新する。いわば第二創業期として大きな変革がここまで書いていない内容でも多数当社内で巻き起こっていますので、最後にお伝えして終わりにします。
一言でいうならば「仕組み化」です。
よく企業においては「300人の壁」というものや「3の倍数で注力戦略が変わる(3人⇒10人⇒30人⇒100人⇒300人⇒1000人)」などと言われます。
当社はまさしく、上記の二つの論に当てはまる会社であり、様々な仕組みを整備していく必要がある会社です。
評価制度、会社内の新制度、その他体制面の整備等・・・会社の在り方としてもSHIFTしている事は沢山あります。(①②にもつながる)
そこそこの従業員数300名ほどの規模感までは、属人的いわば経営層のマンパワーで組織は成り立つと言われます。現に当社はその1社でした。しかし単体で300名以上の従業員数を突破していくには“仕組みの構築”が必要とされるようです。歴史的に「組織の作り方」の法則のようなものがあり、まさしく今の当社に求められていることは仕組み化であり、まさしく様々な仕組みの構築に勤しんでいます。
再三お伝えしていますがこのようにテーマを掲げそこから逆算した取り組みを日々の業務に落とし込む。これは業務の意図を理解し、その意図を自ら考えながら行動していくという観点で社員全員が会社の作り手となってほしいという考えも意図しています。
本来このようなテーマなどは経営層だけに共有する内容と考える会社もあるかもしれません。
しかし、このご時世、変化の激しく競争が激化している市場においてトップダウンで経営層だけが走っても勝ち抜けるはずがありません。
社員の方々は今一度このSHIFTを日々の業務に落とし込みそして、これから当社に興味を持っていただく方は、最高の会社創りの一員となっていただけることを心待ちにしております。