“人”にBetする。
以前紹介した「会社は学校じゃねえんだよ」でのワンシーン。
「俺は落ちたパスタ食ってんじゃねえんだよ、夢のカケラを食ってんだよ」
引用元:AbemaTV
落ちたパスタを食べ、三浦翔平さん演じる藤村鉄平は見事、投資家から3,000万円の出資を受ける事に成功します。
ドラマすぎますが。笑
パスタを食えば起業できるんだ~ふむふむ。
そんな浅はかな内容ではありません。
このワンシーンにはあらゆる内容が込められており、仕事をするパーソンとしては考えるべきポイントが多々あるのでは?と感じましたので紹介します。
また、就活生の皆さんには【日本通信サービスにBetしてみないか】という内容です。
このシーンの教訓とは?
さて、まずはワンシーンでの「考えるべきポイント」についてみていきましょう。
【教訓①】
藤村鉄平は、他にも出資してほしい若者がいた中で順番を守らず、割り込んで出資を懇願した。
>社会では、既存の枠組に囚われているだけではいけない。出資という【結果】を出すためにできる事を全力でやった。その姿こそが教訓でしょう。
学校では“良い子でいることが求められてきていること”が染みついている人が多いかも知れませんが、それだけでは駆け上がれない事があるという事を感じられます。過程・プロセスに拘り過ぎると、上記例では「順番を守って」が最優先されることとなるためビジネスでは失敗に終わる可能性があるという事です。
様々な仕事の場、もちろん当社内でも起こっていることではないでしょうか?
ちなみに僕もやってしまいますm(__)m
【教訓②】
藤村鉄平が出資を受けられたのは「隣にいた仲間も、一緒に落ちたパスタを食べた」から。その光景を見た出資者は藤村鉄平の能力だけでなく、仲間をひきつける【人】にBetした。
>【人にBet】。聞き手によってはしょうもないと感じる人もいるでしょう。仕事は資格や能力があれば良い。学歴や有名企業に勤めることがすべてだと信じてやまない人もいますので、そういった方は数年後必ず見返すべき内容についてまとめます。
出資というと少し大きな話に聞こえるかと思いますが、これは会社での昇給昇格・株式投資なども近しいのでは。と最近考えています。
株式投資から簡単に解説すると、あなたが一つの会社に投資するかどうかを判断するとき、過去の実績やその会社の考え、理念、財務状況などの【過去の信頼】がベースにあり、未来も再現性高く利益が見込める企業に投資する可能性が高いはずです。(実際に投資家心理で傾きやすくお金も集まるようです)
では次に会社内に置き換えましょう。
昇格昇進するかどうかの判断としては、過去の仕事での実績はもちろん、その人の人間性や、考え方、何を大切にしているのか。もし役員にあげるとするならば、会社の命を預けるようなものなので少し軽く聞こえるかもしれませんが“家族として迎え入れられるか。”など【過去の信頼】がベースになり、過去に基づいた未来への成果に対する再現性や期待が【昇格】という肩書などになって繋がることになっているはずです
形は違えど、このドラマシーンも同じです。
投資家の人は3,000万円を軽率に出しすぎですが(そこがドラマなので置いておいて)、藤村鉄平のルールを守らない行動力や、ルールを守れよ!という周りの若者に対して「会社は学校じゃねえんだよ」と言い放ち、手段を選ばず結果に突き進んだ。その人間的な強さや一緒にパスタを食べてくれた仲間がいるという【過去の蓄積が故の行動と信頼】があったからこそ、お金を出す価値があると考えた。
株式、会社での昇進、ドラマではあるが出資
いずれも【信頼や人】がベースにきていて、今回の三つの例だけではなく世の中ではまだまだあるはずです。恋愛や友人選び、昇格の手前にある“仕事を任せてみる”など。
何が言いたいかというと、どこにでも必要な【信頼】は「Betしてもらえる人かどうか」が大前提重要という事です。
その形があらゆる場面で根底となっているからこそ【信頼】について深く考えたり【人にBetする】について考えてみると、働くパーソンが言いがちな「俺は(私は)やってるのに」「給料あがんねえよくそ会社」とかいうズレにずれたと大人にならなくて済むのです。
当社は【人】【信頼】に重きを置いてきて、今もなお大事にしています。
近い考えを持っている企業は多いかと思いますが、近い考えを持てている一般社員(信頼を勝ち得ていない人)はすくない気がしたので、今回気づきとしてアプローチしてみました。
【教訓③】
落ちたパスタを「夢のカケラ」と言いながら食べた。
>このブログでも再三「物事の捉え方は重要」と言っていましたが、ドラマでのこのフレーズはまさしくその例かと思います。落ちたパスタが夢のカケラ。言ってみたいですね。
落ちたパスタを食べれば、出資を受けられそうというシーンで「俺は落ちたパスタ食ってんじゃねえ。夢のカケラを食ってんだ」
恥をかきたくない人生が目的
であればそれは「落ちたパスタ」でしかなく、恥をかかないために食べずに終わる
しかし
出資という結果を得ることが目的
だからこそ、パスタを食べることが「結果を得る夢のカケラ」へと見方が変わり食べて結果を得た。
後者が出資を得ているため、前者は失敗だ。と感じた人がいるかもしれませんが違います。
この話、実は両者とも求めた結果は得ているのです。
本来出資を得るためにその場にいた(行った)としても、「結果」に対する解釈がずれてしまい、「パスタを食べろ」と言われた瞬間に頭のなかで目的が【出資を得ること⇒恥をかかない事】にシフトしています。前者は出資を得られなかったのではなく、「自分で目的をすり替えた」が正しい解釈ですので目的は達成しているのです。。
そしてこの『目的のすり替え』は仕事でもかなり多いのではないでしょうか?
入社前には大きな目的を持っていたが、入社後に変わってしまう。など
ポジティブな進化であれば非常に良いと思いますが、多くの場合パスタの例のように『ネガティブな目的のすり替え』も一定数あるはずです。
日本通信サービスにBetしてみないか?
改めて、働いている人は思い返しましょう。
自分って何のために働いてる?
目的が見つからないではなくて、目的を自分で探していなかったり、本当はあったのに忘れてしまってるんじゃないのかな。
就活生も多く見ていただいていますので就活生に向けて
就活の目的って何だろう?見栄を張る為?マウント合戦に勝つため?違うならなぜ就活について深く考えず聞いたことのある会社から何も考えずブランドだけで受け始めてる?それで5年後何が残ってる?大手企業に行って「Betしてもらえる人」になれるのか?大手というブランドがあるということにBetしてもらえてるだけの人がほとんどなのでは?
今回の内容を通して、捉え方はもちろん
【Betしてもらえる人】ってかなり魅力的でかなり強いと思います。能力多少なくてもBetしてもらえるので。
人としての信頼などが能力を陵駕するということですね。
Betしてもらえる人になるにはリスクを背負って
つらい思いをして
挑戦や失敗を繰り返した人が【信頼として蓄積】があるのではないかと思います。
有限で流行でしかない、目先のスキルや業界なんかではなく
仕事の本質である【Betされる人】を目指して
人にBetし、Betされるような人を育てたい
「日本通信サービス」というまだ無名の組織に
Betしてみませんか?
以上、ドラマかぶれの山村でした。