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【転職者Interview vol.3】 やるコトより、やるヒトの重要性と社会で必要な習慣と向き合ったIT出身者の仕事観とは

AIや、IT産業などいわゆる仕事選びにおける「やるコト」で仕事を選んだものの、「やるヒト」で失敗した。

このような事例は転職市場でもよく聞く言葉です。本日はそんな「やるヒト」をキッカケで転職を決めCONSCIENCEへ入社し、2年目でリーダーを務める人物にインタビューしました。(インタビュアー:石原)

Profile

小林(Kobayashi)パラリーガル事業部 リーダー

2023年7月キャリア入社。明治大学 情報コミュニケーション学部卒。医学部を目指し3年勉強したものの叶わず心理学の道へ。大学卒業後は、時代の流行りでもあるIT業界の営業職として従事。人間関係や年功序列の環境などをキッカケに二年目にCONSCIENCEへ転職。現在は営業コンサルティング部門においてユニットリーダーとしてチームを牽引している。

社会に出てわかったやるコトより、やるヒトの重要性

はじめに、これまでの経歴を教えてください。

大学は医学部を目指し3年浪人をしました。結局医学の道は叶わず、薬学や看護等、医学関連の道もありましたが高校の頃に心理学や脳科学の本も読んでいた事から、明治大学で心理学を学ぶ道を選びました。大学生活の楽しさはあったものの、やはり目指した舞台に立てない、学べない悔しさを感じていた大学生活でした。

就活においてはコロナ禍で、私が学生の頃はIT業界の注目、人気が高い時期でした。もちろん今も伸びている業界ですが、とにかく伸びている業界、成長している業界にいけばくいっぱぐれないと当時は漠然と思っていました。また僕は事務的な作業が学生の頃から苦手で、コミュニケーションを取るのが得意だった為、そのコミュニケーションを活かせる仕事をしようと思ってIT業界×営業職を叶えられるという軸で就活をし、IT企業への就職を決めました。

ー実際に働いていく中でどのような経験をしましたか。

私はいわゆるSESの営業を担っており、エンジニアを必要とする企業への営業と、実際にSESとして働きたい求職者の方の面接、採用した方を活躍できる企業様の案件へアサインする等、就活や転職で皆さんがよく利用するエージェントに近い業務を行っていました。

また、それだけでなく、IT業界もただ言われたことをやるだけの下流過程で仕事をするのではなく、できるだけ幅広い業務とコントロールができるよう上流過程で仕事ができるように、業務終了後もIT業界の懇親会のような機会にも積極的に参加して新規顧客や案件を契約することに必死でした。結果としても、1年目でも数字はついてきて営業に対する自信、やりがいを持って働けた経験だったなと思っています。

そんな中転職を決めた理由は何だったんでしょうか?

はい。コミュニケーションも活かしていたし、成果にもつながっていました。

ただその職場は人間関係がドロドロでした。例えば、入社してから「教えてもらう」という概念はなく、同じ会社の社員同士なのにの戦いの日々でした。もちろん、どの会社でも教育があることが当り前ではないですし、同期との争い事もあるかと思います。ただ、数字が取れない時はなぜ数字がとれないのかと詰められ、数字取ったときは褒められない等、人同士の関わり・楽しみがない環境でした。

やはりどんなに成長産業でも、自分がやりたい事でもそこにいる「人」で仕事に対する楽しさや、面白さは左右されるんだなと思い、転職を決意しました。

なるほど、業界で選んだものの、人がキッカケということですね。その後はどのような軸で転職活動をしたのですか?

はい。転職の軸としては「人」と「裁量のある仕事かどうか」です。人は先ほどお伝えした通りですが、裁量については前職が年功序列ということも一つ退職理由でもあったからです。

前職では既存クライアントに対しては先輩方が基本対応に入っており、自分がどんなに足掻こうとも限度はありました。なので、自分の工夫や努力により結果次第でチャレンジが出来るベンチャーに絞り、年功序列ではなく実力次第で上のポストへ行けるような会社を探していました。そんな背景もあり入社1、2年目でリーダーや統括を担っているCONSCIENCEという職場はスピード感があり自分を試せるのではないかと思いました。

親のように向き合ってくれたCONSCIENCEの“人”

ーそこから実際にCONSCIENCEに入社を決めた理由を教えてください。

はい、CONSCIENCEに入社した社員がほとんど口をそろえて言いますが、僕も人で選びました。

人で選んだと言っても、ただ単に優しかった、良さそうだったとかではなく、親のように弱い自分の部分に向き合ってくれたからです。

というのも当時の1次面接を担当してくださった役員の方から、3年も浪人して目指した目標も叶えられず、新卒で入った会社も1年で辞めた自分に対し、「本当にそれでいいのか」とハッキリ言ってくれました。

私自身、自分の経歴にコンプレックスがありましたし、正直目を背けていた部分でもありました。他社でそのような部分を突っ込まれる事はなかったのですがその役員の方は、親のように自分のダメな部分をダメと言ってくれました。そのような人とは僕自身初めて出会いましたし、ここまで向き合ってくれた人、この会社で働きたいと直感で決断しました。

ちなみに、その時の面接では久しぶりに泣いたことを今でも覚えています(笑)。

 

ーかなり深いところまで会話した面接だったんですね。その後入社してのギャップなどはなかったですか?

ギャップでいうと、悩んだり自分の能力を高めるために先輩の時間を取りに行ってもいいという文化に良い意味で驚きました前職では人間関係がドロドロだったと言いましたが、先輩へ質問しにいくと「忙しいから後にして」と言われたり、「めんどくさい」と煙たがれる環境でした。しかし、CONSCIENCEはその反対でメンバーの成長のために自分の時間をつくってくれる先輩達ばかりで、知っている知識や技術をみんなが教えてくれますし、質問した後のレスポンスも早く様々な人が自分のために時間を作ってくれる会社です。だからこそ、未経験でも営業で成果を出せる人が多い組織だと入社して実感しました。

ー入社後から現在までの壁などはなかったですか?

ありました。シンプルに成果がなかなか出ないということですね。

営業経験はあったので、出来るだろうとある種の自信をもって入社をして業務を行っていましたが、当初は全く結果は出ませんでした少し結果が出始めても、また結果が出ない時期が続くなど、とにかく苦しかったです。その時に実は自分の実力不足を認めたくなくて、商材が合わないのでは?と思うようにもなりました。そしてふと転職サイトを見て自分似合う営業商材はないかと血迷っている時期もありました。

そんな時に、自分の表情を見て苦しんでいるのを察したのか、当時の上司にご飯に誘われどうして顔が暗いのか?頑張っているのはわかる、やることしっかりやってくれているから大丈夫だよ。今の努力を継続しよう」と言ってくれてその食事の場面でもまた泣いてしまいました。笑

そこから気持ち的に吹っ切れた部分もあり、結果も伸び始め、入社して約1年経った頃に、グループ内でもトッププレーヤーの一になれました。

その時感じたのは、結果が出ていれば事業部長や役職を与えられることが、どこの会社でもあること。でも、その結果を出せなかった、うまくいかないときにこそ逃げるという選択をするというのが世の中の転職をする人に当てはまるのではないかと思いました。私も前職を辞め、転職しました。当時は商材がこう、実力主義の環境に行きたい。など一見ポジティブな動機にも見て取れますが、少なからずその環境の問題と向き合わない「逃げ」もあったと思います。結果が出る人と出ない人の差は、やり続ける努力ができるか、できないか、それだけかとその経験で感じました。

またもちろん一人で乗り越えたのではなく、面接で向き合ってもらえたのと同様、入社後も向き合ってくれた上司がいたからこそ、この仕事に対するスタンス、考えを内省することができましたし、本当に人の成長を大事にしてくれている会社だと感じました。

ー現在になっているユニットリーダーになった経緯を教えてください。

はい、実はもともとはリーダーになりたいなどはあまり感情としては持っていませんでした。

キッカケとしては個人の結果が出てリーダー補佐という役割を担当したときです。これまでは自分のことだけでよかった仕事が、その時にチームのため、周囲の仲間のために動くリーダー陣を目の当たりにしてシンプルに「やってみたい」という感情が生まれました。自分が結果を出せるプロセスはつかめていたので、同じように結果を出せる人材を育てる立場になりたい、みんな頑張ればできる事を証明したいという気持ちで働いていていたら、気づいたら育成に携わらせていただいている状態でした。

大変なことももちろんありますが、やりたいことを叶えられ、今は次のステップも見えてきました。

ーリーダーになって大変について教えてください。

自分とメンバー一人一人の方向性を一致させることです。

メンバー(育成を受ける側)は一人一人違う価値観を持っていて、目指したいキャリアも千差万別です。そんな中、仕事や業務に対しての熱量や考え方を理解できていなかったことがありました。自分のチームメンバーが仕事における目標は言ってくれるものの、本当にその目標を達成する気持ちがあるのか、本当にその目標達成するための行動設定をしていいのか、高すぎる目標ではないかなど本当に思っていることなのかと疑ってしまい、悩んだ時期がありました。

「自分のやり方と合わない」と言われた事もありました。目標設定部分、プロセス部分など自分軸でしか考えれておらずアドバイスも一方的なものとなっていて、メンバーに受け入れられなかったことがありました。

その背景には、業務を教える手前、そもそもの一人一人との関係性や価値観の理解が全くできていなかったからです。当然ですよね。振り返ると面接での役員、入社後の上司など、何かを押し付けるようなことはなくまずは自分の考えや価値観に共感、理解してくれていたことを思い出しました。それらをヒントに業務をただ教える、数字を引き上げるだけの人になるのではなく一人一人を知り、その価値観や考えに合わせながら行動できるリーダーになっていこうと思えた教訓でした。

ーなるほど、関係性の土台は非常に重要ですよね。ちなみに小林さんの、次の目標はありますか?

はい。次の目標は自分の数字を追いながら育成をするのではなく、育成を専門にやっていきたいと思っています。

数字を出しながら育成も大事ですが、数字以前にメンバーの特性を知って、どのようにすればメンバーの思考や行動が良くなるのか、組織全体のメンバーの数字や水質の向上につながる育成を行っていきたいと思います。また、CONSCIENCEはキャリア入社のメンバーも多くいますが、新卒で入社したメンバーの方が活躍している傾向があると感じているので、同じキャリアで入社したメンバーの育成中心に関わっていき、新卒・キャリアが良い意味でシナジーを起こせる多様な組織づくりを目指していけたらと思います。

“何をしても活躍できる人材”に必要なこととは

ー最後にこれからCONSCIENCEへ入社しようと思っている人に向けてのメッセージをお願いします

正直CONSCIENCEは甘くはない環境だと思います。実際自分も結果が出るまでとても大変でした。

実際に入社をしたら大変だなと思うことはあるかもしれません。結果が出ているのであれば仕事は辞めるなどはあまりないかもしれないですが、仮に入社して成果が出ないなと「辞める」選択が頭によぎったらぜひ、その選択は癖になるかもしれないと思って今の課題と向き合って乗り越えてほしいと思います。

僕も結果が出ない時期がありましたし、モチベーションが下がったりする時期もありましたのでそれが普通です。しかし基礎をしっかり培い、結果が出るまでの努力することが大事で、それができて初めて壁を乗り越え、成長できますしCONSCIENCEの社員はその自分自身と向き合う事を真っ向から伝えてくれる人たちばかりです。ちょっとおせっかいだなと思う人もいるかもしれませんがそれが結果的に「何かを乗り越える」「自分から逃げないこと」の習慣形成につながると思いますしそれが自分の可能性を広げてくれて「何をしても活躍できる人材」になるのではと考えています。

 

CONSCIENCEではそんな自分自身の成長につながる環境ですので成長していきたい、何かを変えていきたいと思った方はぜひ一緒に、仕事をしましょう!

一緒に仕事をする機会が来たら、真向から自分も向き合っていけるように日々精進します!

 

さあ、思考したのしむ、
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