「SHIFT 2.0」第17期のテーマと方向性
今年も6月の全社総会で年間テーマが発表されました。2024年のテーマは「SHIFT 2.0」前期掲げたテーマである「SHIFT」をより深いものにしていく。前期注力した土台形成に加え、今期はそれをより機能化させる。そんな想いが込められています。このBLOGでは昨年の総括と共に、今期のテーマに対する想いや今後のCONSCIENCEについてまとめています。
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第16期総括|組織化、仕組み化の土台形成
まず初めに、全社的に掲げた数字的な面においては想定を上回る事業成長により、130%達成という結果(仮)となりました。日々高い目標を設定し、邁進している一人ひとりの努力の結果大きな成果につながった一年ですね。
そして成長、拡大期ということもあり事業成長はもちろんのこと、より変化の大きな一年となり、前期の総会で発表されたテーマである「SHIFT」を表現するような年となりました。
「転換、転向」と意するSHIFTのもと、営業会社からコンサルティング会社への事業構造のシフト、社名変更による企業イメージのシフトなど会社の外からCONSCIENCEを見ていても、社内にいても非常に変化の大きな一年となりました。総会にもあった「ときを、つなぐ」ように、もともとあったCONSCIENCE良さを残しながら新たな組織体制で、様々な仕組みを構築していき300名から500名.1000名に向けて成長する土台を形成できたのではないかと考えています。
しかし、そんな中でも会社として実現したいSHIFTはまだ完了していません。
具体的には、組織体制の変更や様々な仕組みを構築していくことができた一方で、それらを“機能化させる”までにはまだ至っていないということ。仕組みやなどのハード面は創るだけでは意味を成しません。それらを機能させ、アップデートを続けるからこそ組織にフィットするハードが形成され、組織として威力を発揮します。よって、当社が前期で起こした変化はその機能化の前章。土台形成や業績達成という面では達成できたものの、「もっとできる」を痛感した年でもありました。
第17期テーマ|「SHIFT 2.0」への想いとは
そんな想いもあって、今期はテーマを大きく変えるのではなく「SHIFT 2.0」とあえて前期の延長線上に今期のテーマを掲げました。
このテーマへの想いは主に二つで、
一つ目が、先述した「仕組みの機能化」。
二つ目が、「事業構造、世代のシフト」。
前期、業績達成の背景には医療領域の新規プロジェクトの大きな成長や、ビジネスコンサルティング(人材や営業コンサルティング全般)が大きく躍動した一年でした。その他にも主軸のパラリーガルだけでなく、WEBマーケティング事業部においても今後の大きな活路を見出すことができた年でした。これらの前期の収穫はこれまでパラリーガル事業を中心とした当社の事業モデルの転換につながる年となっただけでなく、そのプロセスで多くの次世代の若手リーダーが生まれ、企業成長しながらも人材力も強化されたように思います。
これらを受け、今期はこの目下の事業成長は引き続き継続していきながらも若手リーダー層の育成(実行力や育成の仕組み構築)に注力しながらも、中長期的な組織強化に向けた動きも強化していきます。
やはり、時代が代わり、事業が変わったとしても当社の強みは「人」そしてそれを支える「育成力」です。
社会に大きく貢献し、クライアントに価値を届けるのに大事なのは仕組みや、ソリューションではなく結局は人に帰結しますので当社はこの人材育成においても強みを生かしながら体系化された教育システムを活用し、人材の更なる成長に寄与していきます。
採用も加速する今期の動き
その他の動きとしてはやはり採用活動にもより注力していきます。
企業イメージのシフトもあり、2025年度新卒採用においては15000エントリー(前期は7000エントリー)という結果に。この数字は300人規模のベンチャー企業においてはおそらくトップクラスのエントリー数となりました。そして結果としても、今後のCONSCIENCEを担っていく期待できる方々を採用させていただきました。
会社の成長に合わせて採用人数が増えていくことはもちろん、より優秀な人材の採用が鍵を握っています。
2025年度新卒の皆さんの育成に向けた準備だけでなく、2026年度新卒採用も夏からスタートします。よりこれまで以上に全社として採用活動には注力し多くの学生さんいCONSCIENCEを知っていただき、その魅力、働く価値を丁寧に伝えていけるようなアクションを取っていきます。
「SHIFT 2.0」「今後の成長」を実現するために
ここまで、会社として向かう方向性や考えをまとめさせていただきました。
このSHIFT2.0、そしてその先に「人で日本一のベンチャー」を掲げ成長を続けるCONSCIENCEに必要な事を最後にまとめます。大前提、社会への大きな貢献、クライアントへの貢献、そしてここまで記してきた組織の仕組み化および事業構造のシフトなど社内のハード的側面は当然として、ここではソフト的な観点でお伝えします。
それは一人ひとりの「志」と「リーダーシップ」です。
「志」
当社が創業から掲げる「常に志(たのし)め」
たのしめと読むのは当て字ですが、「せっかくなら仕事をたのしもう」という意味に加え、「一人ひとりが志(働く目的や想い)をもって仕事をしよう」という意を含んでいます。
世の中、(作業的に)仕事をしている人は多いが、(何かの為に)志事をしている人は少ない社会のように思います。当社が成長してきた理由は、もちろん会社の採用、教育力や事業成長させる力などありますがその根底には「一人ひとりの志」があったからこその、“仕事に対するパワー”の高さがあるように思います。
“他社とまったく同じ事業をやっても、CONSCIENCEは勝っていける自信がある”
よく言う言葉ですがこれは、同じ事業を同じタイミングでスタートしても、そこにコミットする力、そしてそこに向かうチーム力があるからだと考えています。会社としてSHIFTしてもこの志の想いは変わりません。今も昔も、大義・目的を持ち続けられる組織でありたい。そう思います。
「リーダーシップ」
そしてもう一つが「リーダーシップ」。
会社として成長を続け、様々な仕組みが出来ています。しかし、組織としてはまだまだ未完成な部分も沢山あるのが事実ですし、これからも新規事業など新たなチャレンジを続けていくからこそ、完成することはないとも思っています。
そんなベンチャーマインドを持ち続けたい当社で必要なのは、年次、経験など関係なく全員がリーダーシップを持つことです。だれかがやってくれる、先輩がやってくれる。このように受け身で組織を捉え行動しないのではなく、小さな違和感に気づき、問題提起し、解決まで自ら動いていく。リーダーシップとは決して前に出て組織を引っ張る事だけを指すのではなく、このような一人ひとりの率先垂範の姿勢を指すと考えています。
社長が良く言います「組織の課題はいくらでもある、ただそれに対して文句を言うのではなく、改善策も一緒に持ってきてほしい」この言葉にもリーダーシップの意は含まれているように感じます。
当社は役員や事業部長、リーダーが主役の会社ではありません。一人ひとりが、自分の意をもって主役になれる環境なのではと常々思います。
この二つの実現をするためにも、まずは経営、組織を牽引するリーダー陣が率先して行動し、組織を進化させていきます。